マジックとは何か

マジックの定義

「マジック」を辞書で調べると魔法.手品.などと出てきますが、これではマジシャンとしての回答にはなりません。マジックとは不思議の世界を体験させることを目的としたエンターテイメントと私は定義しています。

マジックはタネや仕掛けを買えば出来るのか

マジックにはタネや仕掛けがあり、それが全てだと思っている人も多いと感じます。
それはテレビやインターネットで、あまりにもタネや仕掛けを明かす番組が増えたことが大きな原因の一つです。
テレビやインターネットでは、ただ単にマジシャンがテレビで行って話題になったマジックのタネ明かししているだけです。そのため、このようにマジックのタネの部分だけを最初に見てしまうと、
「マジシャンはタネに頼っているからマジックができる」と思われてしまいます。
確かにマジックはタネがないと成立しません。しかし、タネだけが分かったからといって全てが理解できるほどマジックは単純ではありません。タネや仕掛けは、不思議さを演出するためのキッカケにすぎないからです。

マジックを成功させる技法

タネや仕掛け以外にマジックを成功に導くために欠かせない例としてミスディレクションという技法があります。これは、タネや仕掛けから相手の視線をそらすために、別のところに視線を誘導する技法です。

このミスディレクションは、テーブルマジックからステージ、イリュージョンマジックにいたるまで全てに取り入れられているマジックの核心を突く技術です。
ミスディレクションとは、、極端な例を挙げれば、「あ!UFOだ!」と叫んで左上を指差して見つめ、観客がそちらを見た隙に右手で秘密動作を行う、というようなものです。
実際にマジックで使用される場合はより洗練されたもので、技法も深く研究されていますが…

 ダマされても楽しい芸能

タネや仕掛けを表面的に知ったことで、マジックの全てを理解した気になってしまうのは少し早とちりと言えます。世界で共通する言葉であり、それだけ愛されている「マジック」という文化があるわけですから
一度、マジックを見てダマされてみることをお勧めします。

テレビでタネ明かしを見た時は、「しょせん子供だまし」程度にしか思っていなかったとしても、実際に見ると心臓がキュと縮むような感じになる瞬間があります。
(この感覚はぜひ、体験していただきたいです!)

しかもその見せられたマジックが、実はテレビでタネ明かしされたのと同じタネで成立していると知ったとしたら、「子供だまし」と思っていた自分に確実にショックを受けます。
しかし、実際にマジシャンが行なっているマジックは、テレビでタネ明かしされたタネと実は同じタネを使っている場合もよくあります。
ただ、同じタネなのに何故ダマされるかと言うと、マジシャンは『現象以外の時間』をミスディレクションなどを巧妙に取りいれて見せ方を工夫しているからです。
このようにマジックとは、ダマされることを楽しめるエンターテイメントともいえます。

マジシャンとは何なのか

マジシャンとは何なのか

ではマジシャンとはどういった人のことでしょうか?
マジシャンとは「マジックを人に見せる人」のことです。
そのままの説明ですが、マジックの能力と人に見せる能力、2つを兼ね備えた人のことを呼びます。

上記で説明しました通りマジックはタネや仕掛けだけでは成立しません。
また、いくらトリックの練習を積もうが、パフォーマンスの練習をしておかなければ、マジシャンとしては半分しか出来ていないことになるのです。

そもそもトリック自体は現象が起きた一瞬しか面白味がありません。しかし、ほとんどのマジックはその他にも前置きや説明といった段取りの部分があります。こういった現象以外の時間は、現象が起る時間よりはるかに長く費やされることが多いです。
そしてこういった「現象の起きない部分」は本来”面白味も無い”ものなのです。

マジックにおける現象の時間はほんのわずかです。それ以外の部分に魅力が無ければ大部分が「魅力のない時間」となってしまいます。
実はマジシャンはこの「現象以外の時間」に価値を与える為に存在しているのです。
単にトリックを使って不思議なことを起すだけならネタを買えば誰でも出来ますが、そのタネや仕掛けを使ってマジックの時間全てを価値のあるものに出来るのがマジシャンなのです。

最後にトリックから心理的技法、人に見せるマジックを簡単に習得できるマジック講座を公開中ですので
興味を持ったあなたは是非、下の記事もご覧下さい。

【プラン紹介】マジックレクチャー講座 初級編

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